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妻もペダルも踏み越えて 広島死闘編









 








 















 











元新聞記者 上野さんのひとりごと





















 















雑文庫















 





 




 


 






 




WEDGE『SPORTS突き抜けた瞬間』15取材後記



 本文にも書きましたが、登山は常に死と隣り合わせのスポーツです。
 野口健さんもこれまでに十数人の知人、友人を山で失いました。昨年のヒマラヤ登山でも、同行したパートナーが途中で昏倒。はたで見ていて「ああ、こいつ、もうダメだな」と感じていた野口さん、「仕方ないので倒れた彼の身体に雪をかけて帰ってきました」とのことでした。
 そういう具合に、野口さんの口からは「死」という言葉が当たり前のように出てくる。「いま、韓国では登山家がバンバン死んでます。かつては日本もそうでした。失敗して帰ってくるとマスコミにたたかれるから、意地でも行こうとする。それで無理してどんどん死んじゃうんです」という具合に。
 死者を出さないために、野口さんはどのような工夫を凝らしているか。「ベースキャンプの環境を快適に保つのが最大の秘訣」だそうです。フカフカの絨毯を敷く、寝心地のいいベッドを置く、なんてのは序の口で、茶道の心得のある人が点てたお茶を飲む蕎麦打ち職人を連れて行って手打ち蕎麦を食べる、なんてことまでやる。
 しかし、最大の命綱≠ヘ女性だとか。「ベースキャンプに女性に来てもらって、彼女のつくったおにぎりを持って行かせる。クレバスに落ちてそのおにぎりを食べていると、彼女の顔が目に浮かぶ。その顔を見にベースキャンプに帰りたい、と思うようになるものなんです」と野口さん。
 男同士のほうが結束が固まるんじゃないかという気もしますが、と尋ねたら、「逆です。男しかいないと意地を張り合って、無茶をしがちになり、死ぬ確率が高まります」とのことでした。この話、どこか別の雑誌で書きたいなあ。

2008 / 02 / 01 (金)



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