きょうのにっき






 





 






 





 











自転車道中膝栗毛











 







 







 






















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cannondale Six13 Saeco team replica Part II.

by アカサカサイクル編C長

photo (C) てんちょ




 Six13というネーミングは元素番号に由来している。カーボン(炭素)の6、アルミの13を組み合わせたものだ。
 ほかのメーカーと同様、トップチューブ、ダウンチューブ、シートチューブの前三角に使用されているのがカーボン。3種類のカーボンファイバーがブレンドされ、チューブの部位によって肉厚を変えているという。クロモリやアルミにおける「バデット構造」を、初めてカーボンで実現させた。その意味では大変画期的なフレームと言えよう。
 さらに、接合部分においてカーボンが重複していないことも大きな特徴。「重複の無駄を省くことにより、他社以上の軽量化に成功した」と、キャノンデールは胸を張る。とはいえ、それではコルナゴやシファックなどと比べて何g軽いのか、首をかしげながら何度持ち比べてみてもさっぱりわからない。


 その隠れた売り物であるジョイント部分には、キャノンデール十八番のアルミが使われている。ペイントの下のどこまでがカーボンで、どこからがアルミなのか。組んだ当初はてんちょをはじめ、知人友人がみんなでこの部分を撫でたり押したり引っ掻いたり……はさすがにしなかったが、指先の感触で材質の違いを確かめようと躍起になった。
 それでもほとんど感じ取れなかったほどのこの接合、メカニカル・インターロック工法なる方法で溶接されているのだという。接着剤と物理的な固定方法でカーボンとアルミを組み合わせ、完璧な一体化を実現しているのだそうだ。
 シートステーとチェーンステーはアルミ製で、アルミの名品CAAD7よりもさらにパイプが細くなった。特にシートステーは中央部分がよりくびれており、CAAD7の砂時計形状に横方向から潰しが加えられている。この形はシファックT800Hに若干似通っていて、重量と空気抵抗の軽減を追求してゆくと同じような形状になるということか。


 キャノンデールはアメリカのメーカーだけあって、ヨーロッパのブランドとはまったく違う工程を持っている。そのひとつが、自動車メーカー並みのクラッシュテスト。ぶつけては壊し、壊してはデータを取って、新たにつくりなおしてはまたぶつけて壊す。
 このモデルを市場に出すに当たり、ジルベルト・シモーニが2003年のツール・ド・フランスを走ってから約10カ月間、キャノンデールは実に十数カ所に及ぶ改良を加えたという。そうして世に出たSix13は、サエコのプロロードレース撤退とともに、今度はランプレ・カッフィータのチームモデルへと進化していった。


 このSix13をリリースするまで、キャノンデールではタイム社製のフロントフォークを使っていた。初めて市販された自社製のカーボンフォークは、スライス・プレミアムで、タイムより軽く、剛性に優れているという。
 左右両面で4つも重なっているダウンチューブのブランドロゴ、これはレース中の写真写り、テレビ映りを考えてのものとか。ホイールはカンパニョーロの名品ニュートロン、タイヤはユッチンソンが「プロチーム・シリーズ」としてリリースしているクリンチャーのサエコ版だ。


 チネリのカーボン製シートポスト、ラム・レッジセッラは二股に分かれたピラーの形状が大きな特徴である。径27・2mm、長さ300mm、重量195g、価格3万8325円。
 セッレ・サンマルコのカーボン製サドル、アスピデ・コンポジットは非常に硬く、コルナゴで試したときはあまりにも尻が痛くて、すぐに使うのをやめてしまった。ところが、このシートポストの上に乗せると、硬いことは硬いけれど、まるで痛みを感じなくなってしまったのだ。
 驚異的な痛みの払拭が実現された秘密は、二股に分かれたピラーの根元にあるという。軽いカーボン製のサドルを使いたいが、あの硬さが苦手で尻込みしているローディーにお勧めである。


 Six13とともに、シモーニのサイン入りの「スパイダー・ジャージ」も発売早々に売り切れとなった。言うまでもなく、クライマーであるシモーニの異名「蜘蛛男」をデザインしたもの。フレーム、ハンドル、タイヤ、ジャージとシモーニ仕様のものを買い集められる限り買い集めたのだ。
 しかし、こうして見ると、われながらその不似合いなことに愕然としてしまう。というわけで、この写真だけは絶対にクリックしないでください。

2006 / 08 / 16 (水)



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