きょうのにっき






 





 






 





 











自転車道中膝栗毛











 







 







 






















第二章「伊豆大島ツアー」春之参

by アカサカサイクル編C長


photo (C) てんちょ


 前回、この場を借りて退職の報告をさせて頂いたところ、矢継ぎ早に原稿の依頼が舞い込みました。映画探偵JBが勘繰っていたように、決して陰でコソコソ動き回っていたわけではありません。しかし、物書きなどという浮き草稼業、お声がかかるうちが華。関係各位の方々に叱咤激励を頂きつつ、またぞろ都内の取材現場を徘徊しております。
 そうした日々が戻ってくると、改めて思い出されるのが伊豆大島。というわけで、いささか前置きが長くなりましたが、大島ツアー2日目の朝。われらがモガ爺&てんちょ一行はまた三原山の裾野へ来ております。


 この画像、一見、何の苦もなくやってきたお気楽サイクリストの集団に見えるでしょうね。が、実は海辺の民宿「泉の家」から標高570メートルのここまでひたすら自転車をこぎ続けて、というよりもこぎ倒し、自走でもってやっとこさ辿りついたところ。ああ、しんど。
 で、モガ爺さん、これからどうすんの? って、ここで画像をクリックしてください。


 おっと、例によってわが勇姿の撮影もしておかなくちゃ。てんちょ、1枚、よろしくお願いしますよ。ハイ、チーズ。
 ご覧の通り、バイクはキャノンデールの05年版プロフェットです。左側1本のみのフロントサスペンション、レフティは140ミリものストローク量で、ど素人の私をして文字通り飛ぶようにガレ場をクリアさせてくれる……ことも少なくありません。
 ヘルメットはベルのスウィープ。サングラスはジールのマイスター。グローブはトロイリーブロス。パンツはサイクリングではなくトレッキング用でして、膝頭の上のジッパーを開けばたちまち短パンに早変わりする。
 おおっと、分不相応な薀蓄をかましているとろくなことがないんだよな。おおい、みんなぁ、どこへ行ったんだ〜っ!?


 いよいよ火口に近づくと、あらら、なんと「徒歩以外通行不可」の標識が立っているではありませんか! モガ爺さん曰く、マウンテンバイクもダメなんですと。何でも4WDやオフロードバイク愛好者が好き勝手に走り回り、散々荒らしまくったため、伊豆大島の警察と観光協会が自転車も含めて出入を完全に禁止したのだとか。ええい、くそっ!
 ぼやき、毒づき、ブーたれながら、標高7640メートルの火口まで延々と歩き続けざるを得なくなったわれわれ。そうして、カルデラに入るや否や、あまりの圧倒的な光景に圧倒されてしまったのでした……って、日本語になってないぞ〜っ!


 さあ、いよいよ山頂までやってきました。それぞれにカメラを構えたわれわれの眼下に広がった光景や如何に?


 雄大な景観を堪能したあとは、海辺の史跡の探訪です。悠久の昔、この地に没した英霊たちが祀られた自然の祭壇に足を踏み入れて参りました。いまのままでびっしょりかいていた汗が、ここに身を置いた途端、驚くほどすーっと引いてゆく?


 御神火スパで一汗流し、生ビールをぐいっとやったあと、今夜は泉の家の中庭でバーベキューパーティーです。ここで一行の大体の年齢を記しておくと、下は20代前半から上は50代後半まで。42歳の私は平均よりちょっと上という集団が、みんなで同じコースを同じようなペースで走り続けている。
 われながら何という年甲斐のなさかと思いながら、いざメシとなったら食い意地の汚さは若者以上。うう、肉だ、肉をくれえ。


 ツアーの仲間に見守られつつ、必死でお椀の中身をかき込んでいる私です。いつの間にか、しっかりとこういう写真を撮っているのだから、まったくてんちょの目と指は油断がならない。この画は押さえておこうと認めるや否や、もうシャッターを切っている。
 私が食べているお椀の中身? モガ爺さん考案の「伊豆大島スペシャル茶漬け」!……さあ、写真をクリックしてみましょう。


 たらふく食べたあとは、何故か教会で卓球大会の始まり始まり。朝っぱらから走りまくって、温泉に浸かって一杯やって、十分疲れているはずなのに、それでもまだ素直に眠る気になれません。
 私がダブルスの編成に口を挟んだら、今度はネズミ男が技術指導を始めたりして。そうして、世代間横断ツーリングはいよいよ3日目に突入するのでありました。

(続く)

2006 / 06 / 10 (土)



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